唇は触覚が集まっている場所
唇と舌は、体の中でも触覚の受容器が密に集まっている場所です。指先と並ぶ密度があり、わずかな圧の違いや温度の違いが分かります。キスが強い刺激になるのは、そこを直接こすり合わせているからです。
逆に言えば、密度が高いぶん強すぎる刺激は痛みになります。キスの仕方で「圧は弱いほうがいい」と書いているのはこのためです。
気持ちよさを作っているもの
ひとつではありません。人によって、どれが効いているかが違います。
- 触覚そのもの——唇と舌がこすれる感覚。いちばん分かりやすい部分です。
- 距離の近さ——顔が接する距離まで近づくこと自体が刺激になります。体温とにおいがここに入ります。
- 相手が応じていること——一方的ではなく、相手も動いていることが分かる状態。これがいちばん大きいと言う人が多い部分です。
- 時間の長さ——短いキスと数分続くキスは、別のものと言っていいくらい違います。
期待とズレやすいところ
「思っていたのと違った」となる場面には、いくつか型があります。あらかじめ知っておくと、当日に調整しやすくなります。
| ズレ | 実際のところ |
|---|---|
| 激しいほど良いと思っていた | 速さと強さを上げると、たいてい落ちます。ゆっくりのほうが長く続きます |
| 技術で決まると思っていた | 加減を相手に合わせられるかどうかで決まります |
| 唾液は多いほど良いと思っていた | 好みがはっきり分かれます。合わせるものです |
| ずっと続けるものだと思っていた | 一度離れて息を継ぐほうが、結果的に長く続きます |
唇以外が効くのはなぜか
当店で触れるのは唇・首すじ・耳の3か所です。唇だけが特別なのではなく、首すじと耳は皮膚が薄く、産毛が動くのが分かる場所だからです。強くこするより、息や髪が触れるくらいの弱い刺激のほうが伝わります。
耳は音が近くなるぶん、触覚以外の要素が入ります。息の音が大きすぎると気になる人もいるので、ここも強さより加減の問題です。首すじは、顔を近づけたまま移れるので間が途切れません。唇だけを続けるより、間に挟んだほうが結果的に長く続きます。
人によって違うのは、慣れと緊張のせい
同じことをしても感じ方が違うのは、好みの差だけではありません。緊張していると触覚は鈍くなります。初めての相手や、時間を気にしている状態では、同じ刺激でも届きにくくなります。
- 慣れている人——最初から深いものを求めがちですが、実際は軽いところから入ったほうが長く続きます
- 久しぶりの人——最初の1分は緊張でほとんど分からないことがあります。そこで判断しないほうがいいです
- においや口の中が気になる人——気にしている間は他のことが入ってきません。だから当店は口の中の状態を店の条件にしています
どれも「うまい・下手」の話ではなく、そのときの状態の話です。途中で変わることもあります。
気持ちよさが落ちるとき
上がる条件より、落ちる条件のほうがはっきりしています。先に潰せるのはこちらです。
| 落ちる場面 | 起きていること |
|---|---|
| 息が苦しい | 触覚より呼吸に意識が向きます。ここが最も大きい要因です |
| 相手が止まっている | 応じられている感覚が消えます。動きすぎているときに起きます |
| 時間を気にしている | 残り時間を数えている間は、ほとんど届きません |
| 痛い | 圧が強いか、歯が当たっています。強さは足し算になりません |
逆に言えば、この4つが起きていない状態を保てば、特別なことをしなくても続きます。具体的な直し方はキスの仕方に書きました。
時間を使うと変わる
短いキスを何度かするのと、数分ひと続きにするのとでは、感じ方がはっきり違います。当店が時間の大半をキスに使うと書いているのは、ここに理由があります。流れの一部として数秒扱われるのと、中心に置いて時間を使うのとでは、同じ行為でも別のものになります。
キス・ベロチューはコース料金に含まれます。オプション料金はいただきません。コースの中でどれだけ時間を使っても金額は変わりません。料金・システムをご覧ください。
「キスできますか」と聞かなくて済む店です
可否を女性個人の判断にしていないので、当日に確認する場面がありません。それを目当てに指名していただく前提の店なので、コースと時間だけ決めていただければ通じます。